【ACT6日】 連邦政府のモリソン首相は、男子テニスで世界ランク1位のノバク・ジョコビッチ選手のビザが取り消しとなったことについて、「決まりは決まり」とツイッター上で見解を述べたことが分かった。同選手は決定について、VIC州の裁判所に申し立てを行う姿勢をみせている。
オーストラリア国境監視局(ABF)はジョコビッチ選手のビザが取り消しとなったことについて、「オーストラリアへの入国基準を満たす十分な証拠を提出しなかった」と説明。同選手はメルボルン空港に5日深夜に到着したが、その後、帰国するフライトに搭乗するまで隔離を行うホテルに移動したと伝えられている。
モリソン首相は6日朝、ツイッターを更新し、新型コロナによる死亡率が最も低い国の一つとなっている背景に厳しい国境規制があるとして、「慎重な態度は今後も継続していく」と述べた。一方、連邦のハント保健相は5日、ジョコビッチ選手にワクチン接種の免除が与えられたことについて、「驚いた」とコメントしていた。
ソース:news.com.au-Prime Minister reacts to Novak Djokovic drama: ‘Rules are rules’