【ACT6日】 オーストラリア国立大学で感染病を専門とするピーター・コリニョン教授は6日、朝のテレビ番組に出演し、新型コロナウイルスのオミクロン株の感染拡大は、多くの人が考えているより早く収束するとの見方を示したことが分かった。ただ、感染拡大は向こう数日間は続くとみられ、ピークはまだ迎えていないとしている。
コリニョン教授は、英国や南アフリカの感染状況について、急速にピークに達し、急速に低下した点を指摘し、オーストラリアはピークを迎えるまで「あと1~2週間」との考えを示した。さらに、今年7~8月に再び感染が拡大するとする一方、殆どの人がワクチンを接種しているため、感染しても症状は軽く1~2日以内には回復すると説明した。
一方、コリニョン教授は、ICUで治療を受けているのは主にデルタ株の感染者やワクチン未接種者だと指摘。最大の懸念は未接種者だとして、自分や社会全体にワクチン接種が大きな違いをもたらすとの見方を示した。
ソース:news.com.au-Aussie professor shares prediction on when Omicron crisis will finally ease