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連邦裁、ジョコビッチ選手の入国拒否を覆す 

【VIC10日】   テニス男子世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手がオーストラリア入国を拒否されていた問題で、連邦巡回裁判所は10日、これを覆す判決を下した。

アンソニー・ケリー裁判官は10日午後、「VIC州政府が設立したパネルの審査を経て、大学教授と医師がワクチン免除証書を作成した。ジョコビッチ選手に他に何ができただろうか」と話し、30分以内に同選手を開放し、かかった費用を支払うよう連邦政府に命じた。同選手は先月16日に新型コロナウイルスに感染し、ワクチン接種が免除された。裁判所の生放送は途中、アクセス過多で中断した。

ジョコビッチ選手はオーストラリアに到着した6日午前5時20分、午前8時30分までに弁護士と連絡するよう求められたが、期限前の午前7時42分にビザをキャンセルする決断がなされ、同選手は関係者と相談する時間が持てなかった。連邦裁判所はこれを不合理とし、連邦政府も認めた。

騒動はまだ落ち着いていない。連邦政府側の弁護士は、「ホーク移民相が権力を行使してジョコビッチ選手のビザを再びキャンセルするかどうか検討する」「向こう3年間同選手のオーストラリア入国を禁止する可能性もある」と示唆している。

テニス・オーストラリアによると、ワクチン未接種の選手の受け入れについてVIC州政府と連邦政府から相矛盾するアドバイスを多数受けた。

ソース: news.com.au – Why Novak Djokovic’s visa cancellation was overturned

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