【ACT12日】 新型コロナウイルスのオミクロン株が爆発的に拡大するなか、新学期が始まることについて、前副主席医務官のニック・コーツワース氏やキャサリン・ベネット教授らが、問題はないとして、州・準州政府に1学期の始業を遅らせないよう求めたことが分かった。
専門家らがナショナル・キャビネットにあてて書いた書簡では、新型コロナのパンデミック(世界的流行)が3年目を迎え、対面授業は安全に実施できるという証拠があるとして、2022年1学期を遅らせずに予定通り開始するよう要請した。
コーツワース氏は朝のテレビ番組に出演し、「新学期の開始を遅らせるのは正しくない。学校の再開はオミクロン株の感染拡大に影響を及ぼさない」と述べ、子どもたちはこれまで十分我慢してきたとして、これ以上学校の再開を遅らせる理由は一つもないとの見解を示した。
ソース:news.com.au-Medical experts say school return will have ‘no impact’ on pandemic trajectory