【SA14日】 住宅の水泳用プールやスパ業界団体は、新型コロナウイルスのオミクロン株の拡大により、サプライチェーンが打撃を受けているとして、メンテナンス用製品の不足を懸念している。ポンプなどの機器だけでなく、重炭酸ナトリウムや塩素なども足りていないという。
オーストラリア水泳用プール・スパ協会のマクグラスCEOは、「これまでにこのような不足状態を経験したことがない」と話しており、コンテナ船の停滞による特にコモディティ商品を運ぶコンテナ船の停滞は、商品価格を押し上げていると指摘した。
さらに、プールワークス(Poolwerx)のオブライエンCEOは、ラニーニャ現象で雨の多い天気はプールを清潔に保つことが難しいことも問題だとし、ウイルスへの濃厚接触にともなう隔離規制で、従業員が通常より3割少ないこともこれに追い打ちをかけていると話した。
ソース:news.com.au-Pool supplies running dry as industry faces Omicron woes