【シドニー16日】 津波警報を受けて15日深夜近く、NSW州緊急サービスはNSW州警察とともにボンダイビーチに出動し、ビーチにいた数十人の人たちに避難勧告を行なった。
トンガのフンガトンガ・フンガハアパイ山が噴火し、トンガ、米国、日本への津波を誘発している。オーストラリアでは東海岸沿いとタスマニアに津波警報が発令され、ロード・ハウ島の住民にも避難勧告がされた。フンガトンガ・フンガハアパイ山は、トンガの首都ヌクアロファから北へ65キロほどの無人島に位置する海底火山。
現在、東海岸の大部分とタスマニアでは大規模な海上警報が発令されており、 NSW州では全ての沿岸部で、QLD州ではフレイザー島沿岸、サンシャイン・コースト、モートンベイ、ゴールドコーストを含むサンディー・ケープからポイント・デンジャーが対象に入っている。
トンガ在住のメレ・タウファさんは、夕食の準備をしていた時に火山噴火が起こったとし「地面と家が揺れるくらい大きな衝撃があった。近所の家の壁が崩れたのを目撃した数分後に、家が浸水してきたから津波が起こったとすぐにわかった」と被害を語った。
ソース: news.com.au – Tsunami warning issued for parts of NSW, Victoria, Queensland and Tasmania, while Bondi beach-goers, Lord Howe residents evacuated