【ACT18日】 パンデミック開始以降保健セクターへのプレッシャーが最大に高まるなかで、連邦政府は3つの主要対応策を発表した。
ハント保健相は18日午後、「感染数や入院患者数の急増に準備した、オミクロン株対応計画の次段階を始動させる」と発表した。
まず、パンデミックが始まった2020年3月に民間病院と合意した取り決めを有効化させ、民間病院から最大で看護師5万7,000人、職員10万人以上を支援に回す。実際は、各州・地域が直接病院と掛け合うことになる。
2つめに、国が保有する個人用保護具(PPE)や迅速抗原検査(RAT)を必要な州・地域に提供する。
3つめは高齢者介護セクターの支援だ。PPE1,000万回分および抗原検査560万回分を提供する。
連邦のケリー主席医務官は「パンデミック開始以降保健セクターの人員不足に備えてきたが、ここ1~2週間ほどに至るのは初めてだ」「北半球の例から、冬には感染数が増加するとともにインフルエンザ症例も出る」と警告した。
ソース:news.com.au- Greg Hunt announces activation of new steps in Omicron response plan