【シドニー24日】 NSW州の保健当局は、24日の新感染者数からコロナウイルスの感染は「安定に向かっている」との見解を表した。
23日の入院者数は2712人、集中治療室の患者数は189人だったが、24日は2816人で、189人だったという。また24日の新感染者数は1万5091人で、コロナウイルスによる死亡者数は24人だった。ケリー・チャント州主席医務官は「感染者数を診断すると、ウイルスの感染力が弱まってきたことがわかる。状況は安定化しつつある」と述べた。
同州では16歳以上の1回のワクチン接種は95.3パーセント、ワクチン接種完了者は93.9パーセント、ブースター接種が完了しているのは33.5パーセントになっている。
しかし、チャント州主席医務官は「新学期が再開したら、感染者数が増える可能性がある」と指摘しており、今月27日までの感染予防規制が、新学期再開後も延長になる可能性も噂されている。
ソース: news.com.au – Top doctor reveals virus is slowing as NSW reports 15,091 new Covid cases, 2816 in hospital