【キャンベラ25日】 スコット・モリソン連邦首相は、アボリジニの旗の著作権が連邦政府に譲渡されることになったことを発表した。
今回の2000万ドルの取引により、許可を取得したり手数料を支払うことなく、アボリジニの旗のついたTシャツを着用したり、スポーツイベントで使用したり、イラストなどで含めたりすることができる。
モリソン首相は「アボリジニの旗は自由になり、全てのオーストラリア人のもとのなった」としたが、「アボリジニの旗はオーストラリアの国旗と同様の取り扱いとなるため、使用は自由になるが、尊敬の念で厳粛に取り扱うように」と述べている。
アボリジニの著作権は、作者である先住民アーティストのハロルド・トーマス氏が所有していたが、その後2018年にWAMClothing社が衣料への旗の使用権を独占的に所有していた。このため、AFLやNRL、非営利アボリジニ組織が旗のデザインを使用したことで、物議を醸していた。
ソース: news.com.au – ‘Belongs to everyone’: Copyright of Aboriginal Flag transferred to Commonwealth