【NSW26日】 オーストラリアデーを迎えた26日、航空大手カンタスやヴァージン・オーストラリアは自社のソーシャルネットワーキング(SNS)上にお祝いのメッセージなどを掲示せず、沈黙を貫いたことが分かった。祝賀飛行を行ったのは王立オーストラリア空軍(RAAF)のみとなった。
オーストラリアデーを巡ってはここ数年、先住民にとって侵略の日であるとの見方も広がっており、議論が続いている。以前は、民間航空会社もRAAF同様に祝賀飛行を行うこともあったが、今年は関連のメッセージを投稿することは控えたもよう。
RAAFはこの日、投稿したメッセージの中で、「オーストラリアデーは毎年1月26日となっており、われわれの国家の過去を反映し、オーストラリア人の精神、仲間意識、共同体意識を祝福してきた」と述べ、祝賀イベントに参加できることを誇りに思うと考えを述べた。
ソース:news.com.au-Qantas, Virgin silent on Australia Day celebrations despite RAAF’s aerial shows