【NSW】 酒類製造販売業界団体のスピリッツ・カクテルズ・オーストラリアは、オーストラリア国税庁が来月からの増税を発表したことを受け、製造者を保護するために増税を3年延期するよう要請したことが分かった。
国税局は年に2回、インフレーションと同水準に酒類の増税を行っており、最新の増税では約2.1%の上昇となった。増税が実施されると、スピリッツは1リットル当たり88.91ドルから90.78ドルに値上げとなる。
スピリッツ・アンド・カクテルズ・オーストラリアは、「危機に瀕しているときに手を差し伸べるのがオーストラリアのやり方だが、政府はコロナ禍となって4回目の増税を行おうとしている」と批判。増税すれば産業界は利益を上げ続けていくことは難しいとして、ATOに増税の見直しを迫った。
ソース:news.com.au-Liquor lobby seeks tax breaks as ATO’s alcohol rate increases