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豪準備銀 金利引き上げ「充分時間をとる」

【ACT2日】  豪準備銀行(RBA)のロウ総裁は2日、全国記者クラブで会見し、金利の引き上げに踏み切る前に、現状を見極めるため「時間を充分にとる」と述べたことが分かった。さらに、銀行による債権購入プログラムが終了することが、すぐ政策金利を意味するわけではないと強調した。

 

ロウ総裁によると、RBAの役員会は2010年11月以来となる金利引き上げが行われるまで、「辛抱強く」いるとの姿勢を示した。その理由の一つとして、国内の基礎的インフレ率が7年以上ぶりの最高水準とはなっているものの、すでに金利の引き上げを行った英国やニュージーランドなどを大幅に下回っていることがある。

 

ロウ総裁は、「完全雇用に向かっていくのと同時に、経済における需要と供給のバランスを導き出していくために時間をかける余地がある」と述べる一方、経済が堅調ですべて上手くいけば、年内の金利引き上げはあり得るとの見解を示した。

 

ソース:news.com.au-RBA governor Philip Lowe tells the Press Club the bank will ‘take time’ before raising interest rates

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