【VIC3日】 VIC州メルボルンにある墓地、フッツクレイ・ジェネラル・セメタリー(Footscray General Cemetery)で今週、埋葬された遺体の頭部や体の一部が盗まれる事件が発生した。犯人は3か所目の墓場を狙ったとみられるが、所在は分かっていない。同墓地は1869年に建設され、これまでに約1万9,000人が埋葬されている。
犯罪学者のマレット氏は、過去にこのような事件をみたことがないとして、事件の詳細に混乱していると話した。さらに、マウソレウムと呼ばれる墓室を含む墓の周りに象徴的なシンボルが残されていたことについて、「宗教的主義の一つであるサタニズムの要素がみられる」と述べた。
警察によると、棺の中からは貴重品類が盗まれた形跡はなく、「遺体を狙った犯行」との見方を強めており、墓地のCCTV画像を調べるなど、捜査を進めている。被害にあった家族にとっては「極めて不安でおぞましい事件だ」と述べた。
ソース:news.com.au-‘Satanic ritual’ involved in macabre Melbourne cemetery robbery