【ACT4日】 連邦政府のダットン国防相は、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)初期に、連邦政府が医療機関のひっ迫を防ぐことを目的として軍隊を派遣し、病院を訪れる人を制限したり、公立病院における遺体安置所の設置を検討していたことを明らかにした。
ダットン国防相は新型コロナの対応について、ルールブックがなく手探り状態だったとした上で、異例の決定をいくつも行う必要があったが、モリソン首相がリーダーシップをしっかりと発揮したと説明した。
感染拡大が懸念される高齢者介護施設については、「軍の派遣が必要であるならば、そうする用意がある」との姿勢を示す一方、現時点においては看護士の数を増やし、追加の勤務シフトを担当する人材を投入することで対応していると話した。
ソース:news.com.au-Defence Minister war-gamed deploying army to ‘turn people away from hospitals’