【NSW7日】 シドニー南西部の病院で先月、女性が瀕死の母親の面会を断られ、母親は一人で亡くなった。NSW州政府はこの件について謝罪した。
キャンベルタウン病院で先月30日、ゲイル・ロバーツさんは母親のシャーリー・フォスターさんの見舞いに訪れていたところ、面会時間の終了を言い渡された。母親の死が近かったため延長を懇願したが断られた。ロバーツさんは翌朝再び病院を訪れ、例外的に面会許可を更新されるまで外の車内で5時間待ち、その間に母親は死亡した。
先週末、ペロテット州首相とハザード州保健相はロバーツさん一家に個人的に謝罪した。
同病院の広報官は「他の保健施設同様、新型コロナウイルスの感染増加によって一時的に訪問者を制限しているが、ロバーツさんは面会を許可されるべきだった」「ハザード州保健相の指示により、特別な事情の面会許可を拡大する」と話し、今回のようなケースが二度と起こることのないよう徹底するとした。
ソース: news.com.au- Premier Dominic Perrottet apologised to woman kicked out of Campbelltown Hospital as her mother died