【ACT8 日】 モリソン連邦首相は8日、連邦議会内におけるハラスメントや嫌がらせの文化を認め、謝罪した。
モリソン連邦首相、ジョイス副首相、野党のアルバニーズ労働党党首の3人は8日、議会内におけるセクシャルハラスメントやいじめの被害者を認識する声明を発表した。
モリソン首相は、「安全で貢献すべき場である議事堂で発生した悪夢に対し、ヒギンズさんと他の被害者らに謝罪する」「1,700人もがハラスメントの被害にあったと訴える。いじめやハラスメントの文化が長い間議会内に定着してきたと言える」と語った。また、謝罪は始まりにすぎないとして、28の改善項目に向けて取り組む意向を示した。
モリソン首相とアルバニーズ野党党首は、連邦議事堂内で強姦被害に遭った元自由党職員のブリタニー・ヒギンスさんの勇気ある行動を特に言及した。ヒギンズさんは議会を立ち去る際、涙を流していた。
一方、自ら児童性的虐待を乗り越えて他の被害者を支援するグレース・テームさんは、「選挙前の妙技だけでなく、積極的な予防策は?」とツイッターで批判した。
ソース: news.com.au- Brittany Higgins leaves apology to women of Parliament House in tears