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SNS上の荒らし行為 「防止法」を提出

【ACT10日】  連邦政府のポール・フレッチャー・コミュニケーション相は10日、インターネット上で匿名で行われる誹謗中傷を取り締まる、「荒らし防止法案」を代議院に提出した。新法案では、中傷した人物に身元の公開を求めることが可能となる。

 

フレッチャー・コミュニケーション相によると、誹謗中傷をする内容をソーシャルメディア上に投稿した場合、これを荒らしとみなすと説明。特に匿名による攻撃は受け入れられないとしている。新法案によると、ソーシャルメディア会社は被害者を救済するため、苦情申立て制度を設置することが求められる。

 

さらに、ソーシャルメディア会社は苦情申立てが行われた後、72時間以内に投稿が国内か海外のどちらかを公表する必要がある。その後、投稿者に申し立てがあったことを伝え、投稿を削除するか選択させるという。被害者がなお不服とした場合には、投稿者に身元を明かすよう要請することが可能だが、投稿者の同意がある場合のみ開示される。また、両者が和解しない場合、被害者は投稿者の身元開示を求め、新たな申し立てを裁判所に行うこととなる。

 

ソース:news.com.au-Australia step closer to big social media change that takes aim at trolls

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