【NSW12日】 大手銀行ウエストパックのエコノミストは、2024年までに国内の不動産価格が大きく下落し、シドニーでは14%下落すると警告している。インフレーション率の上昇をうけて、豪準備銀行(RBA)が今年8月から政策金利の引き上げを開始するとの見方を示している。
シドニーの不動産価格は過去12か月間で29.8%、メルボルンは17.8%それぞれ上昇したが、ウエストパックは今年はこの水準を維持すると予想。さらに23年に両都市とも9%低下、24年にシドニーは5%、メルボルンは6%それぞれ低下するとの見方を示している。
著名なエコノミストたちは今年8月以降の利上げをいずれも予想しており、ウエストパックのエコノミストは今年8月から、24年3月に利率が1.75パーセントに達するまで上がり続けるとしている。RBAは、20年11月に過去最低となる0.1%に引き下げている。
ソース:news.com.au-House prices to fall 14 per cent over 2023 and 2024, Westpac warns