【キャンベラ12日】 緊迫化するウクライナ情勢の中、モリソン連邦首相は、在ウクライナの豪人に対して「非常に危険な状態」だとし、退避勧告をしている。
モリソン首相は、ロシアがウクライナを攻撃する可能性が高まっているとし「ウクライナに在住している豪人に対して、昨年から緊急事態に対して各自で安全策を講じるように訴えており、先月からは出国するように警鐘を鳴らしている」と説明した。ウクライナには、ウクライナのバックグラウンドを持つ豪人やオーストラリアとの2重国籍を保持する人たちが在住している。モリソン首相は「決定権は各自にあるが、現在の状況を考えた場合に身の安全のためにも出国を強く勧める」と訴えた。
米国、英国、オランダ、日本政府もまた、ウクライナ在住の自国民に対して出国を呼びかけている。
ジョー・バイデン米大統領は「事態は急速に悪化する可能性がある」と警告しているが、ロシア政府はウクライナでの戦争を否定している。
ソース : news.com.au – ‘Very dangerous’: Prime Minister Scott Morrison again warns Australians to flee Ukraine