【ACT15日】 国内で今年新たに立ち上げられる格安航空会社「ボンザ」は、最初となる25路線を発表した。民間航空安全局(CASA)からの認可待ちにあり、今年半ばからの運航開始を目指す。
ボンザはQLD州のサンシャインコースト空港を拠点とし、メルボルンを第二のハブとしてQLD州、NSW州、VIC州で路線を展開する。最初の25路線中サンシャインコースト空港は12路線、メルボルン航空は8路線を持つ。1時間のフライトは50ドル前後と、格安航空会社のジェットスターと同等の料金設定だ。ボーイング737機を毎日でなく週2~4回地方に飛ばすことで、チケット代を抑えられるという。
ティム・ジョーダンCEOは昨年10月、「既存の国内航空会社がすでに就航する路線ではなく、市場内のギャップを埋めて新たな路線を提供する」と話している。
ボンザは米投資企業「777パートナーズ」の60憶米ドルを超える資産の管理下にある。777パートナーズはすでにカナダで格安航空会社「フレア・エアラインズ」の就航に成功しており、オーストラリア市場に目を付けてボンザが誕生した。
ソース:news.com.au- Bonza Airlines unveils first routes across Australia, including fares for as little as $50