【WA16日】 航空大手カンタスは16日、WA州の州境再開の見通しが立たないことから、パース~ロンドン路線の再開を延期すると発表した。格安航空ジェットスターもまた、3月中はWA州パースから他州への便をキャンセルし、運航しない方針を固めた。
一方、カンタス航空はシドニー、メルボルン、アデレード、ブリスベン、ダーウィンなどパースと国内のその他州をつなぐ路線は維持する方針で、週当たり最大15便を運航するとしている。さらに、向こう数週間または数か月間は、需要の程度と州境や国境の再開の状況に応じ、便数は柔軟に調整するとしている。
カンタスは当初、パース~ロンドン路線を4月から再開したいと考えていたが、WA州政府が州境再開の予定を明確に提示していないことから、パースの代わりにダーウィンを経由するロンドン行きのサービスを少なくとも今年6月まで維持する見通しだ。
ソース:news.com.au-Qantas and Jetstar delays restart of routes out of Perth as Western Australia’s border closures continue