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宅配業者の時給アップを 労使関係委

【NSW18日】  NSW州労使関係委員会は18日、配送運転手の給与見直しに関する裁定を下した。3月1日以降、積載容量1.5~3トンの輸送トラックを所有している運転手の給与は、1時間当たり43.74ドルとなる。小型のトラックの運転手について給与見直しが行われるのは15年ぶり。

 

見直しにより、個人の宅配業者がアマゾンで注文された商品の配送業務を請け負うアマゾンフレックスは、一時間当たりの時給が27.83ドルとなり、2025年7月までに37.80ドルに増加する予定だ。最低賃金の支払い要求を提示されるのは、アマゾンにとって「世界初」となる。

 

輸送労働組合のケイン全国書記長は、この裁定は世界中にインパクトを与えると予想。「労働者が下請けなどを含む人たちを巻き込んで、公正な給与支払いを要求した結果だ」と述べ、ネット通販の世界最大手が警告を受ける形となったと話した。

 

ソース:news.com.au-Amazon boss Jeff Bezos dealt huge blow over NSW delivery riders

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