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蚊に注意 複数州で日本脳炎ウイルス確認

【NSW27日】   NSW州、QLD州、VIC州の3州で日本脳炎のウイルスが確認された。感染すると最悪の場合死に至ることもあることから、媒体の蚊にさされないように注意するよう警告が出された。

NSW州南部および西部5か所の養豚場で日本脳炎ウイルスが検出された。州保健局は、蚊の集団内で同感染症がまん延している可能性が高いとみる。さらに、VIC州北部とQLD州南部でも同ウイルスが確認された。

日本脳炎は蚊を媒体とし、人獣ともに感染する。感染者の1パーセント未満が発熱や関節痛、発疹などの症状を表し、稀に痙攣や昏睡を伴う神経疾患を起こして死に至ることもある。5歳未満の子どもや高齢者はリスクが高くなる。

人から人への感染はなく、蚊にさされないよう気をつけるのみだ。屋外ではできるだけ肌の露出を避け、露出部分には防蚊剤を2~3時間ごとに塗布すると良い。屋外ではバケツなど雨水が溜まる容器を除去すること。

ソース: news.com.au – Mozzie warning after Japanese encephalitis virus found in NSW, Vic

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