【ACT4日】 連邦政府のモリソン首相は、ウクライナ問題を受けて緊急で開かれた米国、日本、インドとの協力枠組み「クアッド」の会合を受けて声明を発表した。声明の中でモリソン首相は、インド太平洋地域において、同様の問題が起きることは許容できないとの考えをあらためて確認した。
緊急会合は3日深夜から4日未明にかけて行われ、中国の名前は出さなかったものの、大きい力を持った国から「小さい国」を守ることで協力することを確認した。モリソン首相は声明の中で、「小さい国々が大国の脅威に怯えることのない、自由で開かれたインド太平洋地域のために、毅然とした態度を貫いていく」と述べた。
ウクライナ問題をめぐっては、インド太平洋地域においても中国が台湾に対し何らかの動きを見せる可能性があると、懸念する声が上がっている。連邦のダットン外相もまた、中国とロシアの“揺るがない友好関係”について、“非常に懸念している”と見解を述べた。
ソース:news.com.au-Quad Leaders move to protect Indo-Pacific as Russian invasion of Ukraine continues