【ACT17日】 連邦政府は、ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、制裁の対象として発表されたオリガルヒ33人の中に、オーストラリア国内の化石燃料関連資産を保有する2人が含まれていないと指摘する声が上がっていることを受け、この2人についても規制を検討していることが分かった。
規制対象から外れて注目を集めたのは、オレグ・デリパスカ氏とヴィクター・ヴェクセルバーグ氏で、連邦政府がリストアップした33人の中になぜ含まれていないのかと疑問の声が上がっていた。33人に対しては、渡航禁止や資産凍結などの制裁が科されている。
疑問の声を受けて、アンドリュース内務相は17日朝、連邦政府がすでに追加の制裁を検討していると説明。「われわれの外相であるマリス・ペインは、同省からのアドバイスを考慮した上で、わが国にとって最大の利益となる決断をするだろう」と話した。
ソース:news.com.au-Russians with local fossil fuel interests likely to be named on Australia’s sanctions list