【SA20日】 19日に行われたSA州選挙で、野党労働党が圧勝で保守連合政権を下した。パンデミック開始以降、国内で政権交代は初めて。
州労働党のメリノースカス党首は当選演説で、「州民が私や党に投資してくれた責任の大きさを感じ、名誉だ」と話した。また、連邦労働党のアルバニーズ党首について「サポートを感謝する。次期連邦首相になることを懇願する」と加えた。メリノーカス氏は、リトアニアとハンガリーから難民としてオーストラリアに移住した祖父母を持つ。最初の仕事は15歳でスーパーマーケットのカートを回収し、後にレジ係に昇進した。
選挙で大敗したマーシャル自由党首相は、「誰もが自由に投票できる民主主義の世界に感謝する」と述べ、後続のメリノーカス氏について“一流”との見方を示した。
多数派政府の形成には、下院議会で少なくとも24議席を必要とする。労働党は少なくとも25席を獲得すると予想される。
ソース: news.com.au – Premier-elect Peter Malinauskas thanks South Australia after stunning election win