【ACT24日】 連邦政府のフライデンバーグ財務相は24日、来週発表となる予算案に関して、家計負担を軽減すると約束したことが分かった。インフレ率上昇やロシアによるウクライナ侵攻の影響を受けて、ガソリン価格やその他の日用品価格が上昇していることを受けての発言となった。
フライデンバーグ財務相は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)もあり、予算案には大きな圧力がかかったとする一方、今回の予算案は第一に家計負担の軽減を目指したと説明した。5月末までに実施される総選挙も視野に入れての予算案となるが、連立政権が勝利しなければ、これがモリソン政権による最後の予算案となる。
予算案の中身についてフライデンバーグ財務相は、中低所得者層を対象とした現金支給の可能性も含めて、「狙いを定めた、相応の、一時的な」救済を含むとしている。さらに、モリソン政権は高額の負債を支払うと同時に、家計救済も行うことは可能だと強調した。
ソース:news.com.au-Josh Frydenberg promises cost-of-living relief in the federal budget