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メラノーマによる死者 40年までに68%増

【ACT31日】  オーストラリアとニュージーランドは、メラノーマ(悪性黒色腫)の発症率が世界最高の水準で、メラノーマによる死亡率は2040年までに世界で68%増加すると予想されることが、米国医師会がこのほど発行したジャーナルから明らかになった。

 

ジャーナルによると、2020年にオーストラリアとニュージーランドで、10万人中42人の男性と31人の女性がそれぞれメラノーマと診断されている。さらに同年、両国合わせて新たにメラノーマと診断された人の数は32万5,000人で、死者は5万7,000人に上っている。これは、アフリカとアジアの36倍だ。

 

QLD州医療研究所(QIMR)のホワイトマン氏によると、メラノーマは50代以上で急増しており、20~40代では患者の数が急激に減っているという。疫学者は、高齢者は“Slip-Slop-Slap”キャンペーンより前から長年にわたり日光を浴びており、その代償を払い続けることになると話した。

 

ソース:news.com.au-Deadly disease Aussies can’t escape: Deaths set to skyrocket by 2040

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