【ACT6日】 オーストラリアの新型コロナウイルスワクチン実施部長のジョン・フレーウェン中将は6日、連邦議会上院評価委員会において、接種資格を持つ人の約11%がブースター接種を受けていないと発表した。人数にして約200万人となり、特に40歳以下の人に接種を受けるよう呼び掛けている。
フレーウェン中将によると、50歳以上や高齢者介護施設の入居者については、ブースター接種の接種率が82~94%に達しているが、最も遅れを取っているのが40歳以下で接種率が急激に低下しているという。
オーストラリアでは昨年、45万人がアストラゼネカ製ワクチンを接種したが、ブースター接種を受けていない場合、オミクロン株に対する免疫はほとんどないという。連邦政府のラストン社会サービス相は、接種を強制することはしないとした上で、必要な情報を提供し、ワクチンの恩恵について正しく理解されるよう徹底すると話した。
ソース:news.com.au-More than two million Aussies considered overdue for booster shot