【NSW7日】 ドイツ系ディスカウントスーパーのアルディ(ALDI)は、ドイツ国内の店舗で商品が20~50%値上がりしていることを受け、オーストラリアでも数か月以内に同様に値上げするのではないかと懸念する声が上がっていることを受け、「競合他社より低価格を保つことは続ける」と述べた。
アルディ・ドイツのショールベック広報担当は、ロシアによるウクライナ侵攻が生産コストの想定外の増加を招いているとして、「仕入れ価格のこれまでになかったような値上がりを目の当たりにしている」と述べた。欧州では、最大400品目が影響を受けるとみられている。
一方、アルディ・オーストラリアの広報担当者は、欧州での操業における特定の問題について話すことは難しいとした上で、「国内で物価が上昇したとしても、われわれはオーストラリアの顧客のため、可能な限り低価格を維持していく」と述べた。
最近の統計によると、国内の主要スーパーマーケットでは過去一年間で一部商品の価格が94%上昇していることが分かっている。
ソース:news.com.au-Aldi headquarters announces 20-50 per cent price hikes