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変異株「デルタクロン」 国内で初確認

【NSW8日】  NSW州保健当局は8日、国内で初めて、新型コロナウイルスのデルタ株とオミクロン株との組み換え体である変異株、通称「デルタクロン」への一人の感染を確認したと発表した。この他にも、オミクロン株の一種であるBA.1とBA.2の組み換え体の変異株も確認しているという。

 

デルタクロンは今年2月、パリのパスツール研究所で初めて確認された後、米国、英国、デンマークなどでも確認されている。「デルタクロン」と聞こえは恐ろしいが、科学者はこれらの変異株が及ぼす影響を判断するには、時期尚早だとしている。

 

さらに、NSW州立大学のウイルス学者であるローリンソン教授は、組み換え体の変異株に感染した人の間で、これまで重症化の兆候は表れていないとし、「これらの変異株とその症状についての関係性を注意深く見ていく必要がある」と話した。

 

ソース:news.com.au-First case of ‘Deltacron’ detected in Australia

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