【VIC9日】 国内で子供の電子タバコへのアクセスが「公衆衛生の危機」だとして社会的問題になっており、各州政府での対応が早急に求められている。
オーストラリア国立大学の研究者たちが発表した調査結果によると、若年層の人たちはニコチン入りの電子タバコを利用することで、依存症、中毒症、トラウマ、火傷、肺外傷、喫煙開始などの影響がさらに大きくなるという。
グレッグ・ハント連邦保健相は、各州の保健相たちに「ニコチン入りの電子タバコを未成年者に不正販売している小売店を処罰する法制度を迅速に行なって欲しい」と訴えた。
しかし、VIC州のマーティン・フォーリー保健相は「広告や販売の規制だけでなく、電子タバコ使用のリスクを啓発する教育も必要。全国レベルでの電子タバコに関する教育が必須になる」と述べた。VIC州では現在、 学校や幼稚園、スケートパークなどでの使用は違法行為とされており、 電子タバコの店頭陳列や18歳以下への販売が禁止となっている。
ソース: news.com.au – Experts warn of ‘public health crisis’ for kids as state leaders urged to ban illicit vape sales