【NSW10日】 NSW州で、オミクロン株による感染の速さが明らかになった。パンデミック開始後、同州で新型コロナウイルスに100万人感染するのに731日要したが、以降わずか75日で200万人に達した。
州保健局のデータによると、規制緩和とオミクロン株の到来によって感染者数100万人から200万人に急増した。昨年11月から今年2月の全感染数の43パーセントがデルタ株だったが、現在は100パーセントがオミクロン株だ。再感染率はわかっていない。
パンデミック開始以降、NSW州で2,500人以上が新型コロナウイルスに感染して死亡した。デルタ株以前の死亡率はおよそ1パーセントだが、オミクロン株は0.1パーセントとずっと低い。入院率も、デルタ株の10パーセントに対しオミクロン株は1パーセントだ。
ハザード州保健相は6日、「無症状者や未報告の陽性者を考慮すると、報告される感染数は実際よりおよそ50パーセント少ない」と述べた。同氏もその直後に感染が確認された。
ソース:news.com.au- Charts reveal NSW’s accelerating COVID-19 infection rate and how state recorded 1m cases in 75 days