【NSW11日】 シドニー空港は、学校の休暇に併せて出かける旅行者でパンデミック開始以降最も混雑している。遅れや長蛇の列の原因に、久しぶりすぎて搭乗ルールを忘れた旅行者もあるようだ。
シドニー空港によると、手荷物に持ち込み禁止品が含まれていたとして乗客の3割が再検査を受けており、1人に付き平均45秒余分にかかっている。パンデミック前は再検査の割合は10パーセントだった。
カンタス航空のアラン・ジョイスCEOは、「旅行習慣が鈍くなっている」とABC局の朝番組で述べ、自身も米国から帰国の際にパスポートをホテルの金庫に忘れたと認めた。同氏は先立って8日、「ラップトップコンピューターやエアロゾルスプレーを荷物から出す規則を忘れている乗客がおり、時間がかかっている」と乗客を非難した。ジョイス氏は旅行者に対し、鍵を含むすべての金属をバッグから出すとともに、少なくとも2時間前に空港に到着するよう呼びかける。
空港の警備職員も毎日平均で2割少なく、フル稼働できていない。
ソース:news.com.au- Alan Joyce blames ‘rusty’ passengers for airport chaos