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輸血用血液の在庫 危機的レベルに減少

【ACT12日】   国内で輸血用血液の在庫が過去12か月で最少まで減っているとして、オーストラリア赤十字社は献血の協力を呼びかける。

特に血液型が不明の患者にも使えるOマイナス 型の血液の在庫がわずか1.5日分まで減っており、緊急で献血が求められる。Oネガティブ型は全人口の7パーセント未満にすぎないが、病院からの輸血注文の16パーセントを占める。他の血液型も、1.9日分と危機的に在庫が少ない。

献血センター「ライフブラッド」によると、献血の全予約数の半分以上が新型コロナウイルスによる隔離や長期週末休暇のためキャンセルされた。通常、イースターやアンザック・デーの休暇は交通事故が増加し、輸血が必要な事態も増える。これを受けて初めて、聖金曜日の15日に献血センター40か所を開けることになった。

献血には、ウェブサイト lifeblood.com.auを訪問または最寄りの献血センターに連絡を。

ソース:news.com.au- Australian Red Cross: Blood supply plunges to lowest point in a year

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