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豪3月失業率は4%、金利引上げ持ち越しか

【ACT14日】  オーストラリアの3月の失業率は、前月と同じ4%だったことが、豪政府統計局(ABS)による報告で明らかになった。新たに職を得た人の数は1万8,000人増と、3万人増加の予想を下回った。また、一か月間の労働時間は1,000万時間減少した。

 

エコノミストによる予想では、3月の失業率は50年ぶりの低水準となる3.9%まで改善するとしていたが、ほとんど変化がなかった。これを受けて、豪準備銀行(RBA)が金利の引き上げを実施するのは、5月21日に行われる連邦選挙以降に持ち越されるとの見方が強まっている。

 

ABSによると、3月のフルタイム雇用は2万500人増加の925万人、パートタイム雇用は2,700人減少の410万人だった。エコノミストやマイホーム保有者は、RBAがこれらの統計を指標として、12年ぶりの金利引き上げに踏み切るかどうか、引き続き注目していくとみられる。

 

ソース:news.com.au-Unemployment rate: RBA on alert as March jobless figure unexpectedly holds at 4 per cent

 

 

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