【NSW14日】 NSW州で近く、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触者に対する隔離規制を緩和する見通しであることが分かった。7つの州・準州の保健当局者が集まる、オーストラリア健康保護規制委員会(AHPPC)が開かれ、今後の緩和措置について話し合うとみられている。
AHPPCは先月、新型コロナの濃厚接触者に対する規制について、段階的に緩和する方針を確認した。隔離措置は現在、検査結果が陰性であっても、7日間行うことを求めている。委員会では先に、オミクロン株の変異株BA.2の感染がピークを迎えるとして、緩和に最善のタイミングとは言えないとの見解を示していた。
NSW州のハザード保健相の広報担当は、委員会のその他のメンバーが同意しなかった場合、VIC州による決定に揃えてNSW州も同様の決定を下す可能性を示している。現在までに、空輸関連の職員について隔離規制が緩和されており、家庭で感染者が出ても自身に症状がない場合、職場復帰が許可されている。
ソース:news.com.au-Sign Covid isolation rule could be dropped in NSW and Victoria