【ACT20日】 オーストラリア国内では、食品製造業者が最大700%のコスト増に直面するなか、食料品も近くさらなる値上げに直面することになりそうだ。特に、コスト増の影響を受けるとみられているのが野菜や果物となっている。
オーストラリア食料品カウンシル(AFGC)のバーデンCEOは、3AWのラジオ番組に出演し、値上がりの背景にはさまざまな要因があるとした上で、輸送コストが500~700%増となると指摘。さらに「COVIDに関連した安全対策の影響により、労働コストも増加している」と述べた。
小売大手ウールワースは、2022年第1四半期の価格上昇率が4.3%と前期の1.4%からさらに上昇した。同業コールズの第1四半期の価格上昇率は3.2%だった。来月21日には連邦選挙が行われるが、生活費の上昇による家計の圧迫が選挙戦のカギとなっている。
ソース:news.com.au-Australian shoppers could soon be hit with grocery, produce price increases