【NSW25日】 NSW州の救急隊員ら数百人は、賃金上昇と職員の増員を求めて示威行為を強化する。
オーストラリア救急医療隊協会(APA)NSW州支部は28日から、救急隊員が持ち場を離れて別の管轄所を支援するのを禁止する。また、毎月曜日に24時間、急な対応を要さない患者や退院後の送迎を行わない。
組合側は隊員1,500人の増員と賃金上昇、専門訓練への投資を求めている。連続16時間以上の勤務が数えきれないほど報告されており、隊員の80パーセントが「安全運転で帰宅するのに疲れすぎ」と感じており、さらに28パーセントがこれを「頻繁にある」と答えた。
NSW州の救急サービスは過去数週間で複数回にわたって、命に危険のある通報への応対が困難な状態を示す危機的水準(ステイタス3)に達した。シドニー・メトロ地区の救急隊は先週再びステイタス3に達し、患者104人が待つ中で出動可能な救急車はわずか1台だった。
ソース : news.com.au – NSW Ambulance staff to ramp up industrial action