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豪の住宅価格上昇続く 成長率は低下

【NSW28日】  オーストラリアの主要都市の住宅価格は、中央値の成長率が今年第1四半期に0.6%まで低下し、不動産市場に減速の兆しがみえていることが、不動産サイトのドメインによる調べで分かった。ただ、複数都市では四半期としては最高を記録した。

 

全国の集合住宅の価格は、2020年6月以降で初めて前期比1%低下し、中央値が61万6,942ドルとなった。一方、戸建て住宅と集合住宅の複数都市部を合わせた価格中央値は107万ドルと、過去最高を記録した。

 

先に、今年第1四半期のインフレーション率が5.1%と、20年以上ぶりの高水準だったことが発表されており、建設需要の堅調が続くなか、不動産価格もまたインフレ率上昇の主な要因の一つとみられている。

 

都市別でみると、シドニーの住宅価格は前期比0.2%上昇の159万ドル、集合住宅価格は1.2%低下の79万6,524ドルとなり、20年6月以降で初めての四半期における低下となった。

 

ソース:news.com.au-Cities where house prices are still going up across Australia

 

 

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