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新型コロナ変異株BA.4を初確認 NSW

【NSW29日】  NSW州保健当局は29日、先月南アフリカから帰国した旅行客が、新型コロナウイルスの新たな変異株、BA.4に感染していたと発表した。国内で初めて確認された変異株だったことから、当局が確認に至るまで3週間を要したとみられる。

 

変異株BA.4について専門家は、再び市中感染が拡大する可能性があると警告している。さらに世界保健機構(WHO)は、ワクチンを接種していても、免疫システムをかいくぐって再感染する可能性があると警告している。

 

WHOに勤務経験をもつ疫学者、エイドリアン・エスターマン教授によると、BA.4に感染した人の症状は、BA.2に感染した人とほぼ同じだったという。ただ、BA.4では感染した子どもが入院するケースが、BA.2より多いという事例もあるようだ。NSW州では29日、24時間以内の新規感染者数が1万3,771人、死者が19人と報告されている。

 

ソース:news.com.au-New Covid variant in NSW prompts concern over reinfection rates

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