生活

日焼け止め回収 発がん性物質を検出

【NSW29日】  薬品・医薬品行政局(TGA)は29日、6つの日焼け止め商品から、少量の発がん性物質ベンゼンが検出されたとして、これらの商品を回収(リコール)すると発表した。オーストラリアでは、日焼け止め商品は医薬品として管理されている。

 

回収対象となる銘柄はキャンサー・カウンシル(Cancer Council)、ニベア(Nivea)、ボンダイ・サンズ(Bondi Sands)、ベビー・バム(Baby Bum)などとなっている。TGAは調査を継続中としており、この他にも回収対象が拡大する可能性を示唆した。

 

ベンゼンは日焼け止めの原料ではなく、製造過程において原材料が汚染されていたとみられている。TGAは、今回検出された量では人体に深刻な影響が出たり、使用した人へのリスクは低いとしている。

 

回収対象となる商品の詳細は以下の通り。

 

Cancer Council Sensitive Sunscreen SPF50+ 110mL (Tube), batch number 1103178

Cancer Council Sensitive Sunscreen SPF50+ 200mL (Pump), batch number 1099751

NIVEA Sun Protect & Moisture SPF30 Lotion 200ml, batch number 12640440-BN

NIVEA Sun Protect & Moisture SPF50+ Roll On 65ml, batch number 12669940BN

SPF 50+ Lotion Spray Coconut Beach 200ml, batch numbers 104263, 1104743 and 1104264

Baby Bum Mineral SPF50+ Lotion 88mL, batch numbers N1118B and N1118C

 

ソース:news.com.au-Six sunscreens recalled over potential cancer-causing chemical

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら