政治

医薬品最大10ドル値下げ 連合が公約

【ACT29日】  保守連合は、来月行われる連邦選挙の公約として、医薬品購入補助金制度(PBS)のリストに含まれるすべての医薬品を対象に、最大10ドルまで値下げを行うと発表した。これが実現すると、連邦政府には一年当たり1億5,000万円ドルの負担となる。

 

連邦政府のモリソン首相は、同政策を来年始めに開始を予定し、全国で1,900万人が恩恵を受けるとしていたが、開始時期が当初の予定より遅れる見通しだ。同首相は29日に声明を発表し、「この変更は、70年前にPBSが導入されて以降、医薬品のコストおよび入手に関する最も重要な変更だ」と述べた。

 

モリソン首相は、全国で数百万人が一枚の処方箋ごとに10ドル、一年では120ドルを節約できるとしている。つまり、1枚の処方箋がある人では一年に120ドル、2枚の処方箋がある人では240ドルの節約にとなるという。

 

ソース:abc.net.au-Coalition promises to make all Pharmaceutical Benefits Scheme medications $10 cheaper if re-elected

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