【NSW1日】 NSW州政府オフィスでは、職場での人権尊重(Respect at Work)のトレーニングが行われており、ペロテット政権の大臣たちは「マイト」(mate)の使用禁止に戸惑っている人たちもいる。
デイリー・テレグラフ紙が伝えるところによると、「マイト」とオフィスでの飲酒、スタッフへの怒鳴りなどをしないように勧告されたという。ある大臣は「マイトはオーストラリアでよく使われる言葉で、自分もいつも使う。どうして侮辱的な表現になるのか?」と困惑している。
同トレーニングの重要な部分は、性的暴力の申し立てをきちんと報告することにある。外部からの「多様性の受け入れ」専門のコンサルタントが定期的に2時間半のモジュールを行う。
また、冷やかしやゴシップもやってはいけないこととみなされ、大臣たちは、職場の人とランチや勤務後の飲みに行く場合は、全員招待するように助言されている。
少し前に発表された、米国のワシントン大学の情報技術学部の「包括語ガイド」では、アメリカ人が日常的に使用する言葉は「問題のある」ものがあるとし、その中には「ハウスキーピング」「マイノリティ」「ニンジャ」「レイム(lame)」などが挙げられた。
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