【ACT3日】 オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は3日、定例理事会で政策金利を0.35パーセントに引き上げると決定した。エコノミストらの予想を15ベーシスポイント以上上回り、金利は今後も数段階引き上げられる見通しだ。
RBAは「国内のインフレが目標値に戻るまで必要な対応を行う。今後しばらくはさらなる金利引き上げが必要だ」と声明を発表した。通常、連邦選挙前は“暗黙の了解“として変化を起こさないが、高すぎるインフレに行動する他なかった。
今回の金利引き上げを銀行が住宅ローンに反映させれば、50万ドルを30年返済で借りる場合は68ドル、100万ドルは88ドルそれぞれ毎月の返済額が上昇する。
高インフレは、ピークの6パーセントから2024年に目標値の2~3パーセントに落ち着くと予想される。
ソース: news.com.au- Reserve Bank of Australia hikes interest rate to 0.35 per cent