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CBA、金利引き上げ発表受け最初に反応

【ACT3日】   オーストラリア連邦準備銀行(RBA)は3日、政策金利を現行の0.1パーセントから0.35パーセントに引き上げると決定した。コモンウェルス銀行(CBA)は国内大手4行で最初にこれに反応し、住宅ローンの利率を引き上げる。

RBAが政策金利を引き上げたのは2010年11月以降11年ぶり。連邦選挙キャンペーン中の引き上げも2007年以降初めてだ。

RBAの決定に合わせ、CBAは今月20日から変動制住宅ローンの利率を0.25パーセント引き上げると発表した。持ち家に住むローン利率は4.8パーセントに、投資物件は5.38パーセントにそれぞれ引き上げられる。CBAのアンガス・サリバン氏は「住宅ローンを得てから利上げを経験したことがない顧客もいる。利率固定方式やローンの分割、オフセット口座の設立など様々なオプションで返済を支援する」と話す。

他3行のANZ、ナショナルオーストラリア(NAB)、ウエストパックはRBAが今月0.15パーセント引き上げると予想し、CBAは引き上げは連邦選挙後の6月からと予想していた。

住宅ローン会社のホームスター・ファイナンスは、新規顧客に限って変動制ローン率を最低の1.79パーセントで維持する。

ソース: news.com.au- Australia’s major banks respond to Reserve Bank’s historic interest rate rise

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