【QLD5日】 研究者が行った調査から、ブリスベンやキャンベラで花粉の飛散が最高レベルに達し、乳児などにアレルギー症状が出ていることが分かった。シドニー、アデレード、タスマニアなどでも飛散する花粉の量が急増しているとして、注意を呼び掛けている。
QLD州でスキンケア商品MooGooを販売するメロディー・リビングストン氏によると、ここ数週間で発疹など肌のアレルギー反応に関する問い合わせが急増しているという。メルボルン大学の植物学者で花粉専門家のエド・ニュービギン教授は、ラニーニャ現象でここ数年雨量が増加していることが、花粉量の増加につながっていると説明している。
オーストラリア南部では、花粉のピークが通常は11月頃となっているが、ここ数か月間の降雨により花粉の飛散量の急増を招いたとみられる。ニュービギン教授は花粉アレルギーがある場合、飛散量を調べられるメルボルン大学開発のアプリの利用を勧めている。
ソース:news.com.au-Heartbreaking pics of pollen sufferer as record levels impact Aussie cities