生活

子どものスポーツ活動減少も 家計負担増で

【ACT7日】  財団法人スポーツ・オーストラリアが行った、全国スポーツ調査「オースプレイ(AusPlay)」によると、全国で学校以外の子どものスポーツ活動にかかった費用総額は約30億ドルとなり、2016年の23億ドルから増加したことが分かった。スポーツ活動費が家計に占める割合は拡大しており、家計負担を減らすためにこれらを削減する動きも出てきそうだ。

 

オースプレイによると、一世帯がスポーツ活動のメンバーシップ費用などにかけた総額は一年当たり970ドルだったという。ガソリン、食料品、日用品などへの出費が増加する中、子どものスポーツにかかる費用を見直す親が増えていると、同調査は指摘している。

 

また、オーストラリア・スポーツ基金が行った調査によると、スポーツへの参加が最も減少した年齢層は11歳~18歳となっている。同基金のパトリック・ウォーカーCEOは、通常はこの年齢層が最も活発に体を動かし、これ以降の年齢層では運動量が減ることから、長期的な影響も考えられ非常に心配だ」と話した。

 

ソース:news.com.au-Kids’ sport may fail to get across the family budget line as cost of living soars

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら