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猛毒「ハコクラゲ」 シドニー南部に出現

【NSW6日】   先月サザーランド拠点の環境保護グループ「So Shire」はシドニー南部のクロヌラでハコクラゲの出現の可能性があると、フェイスブック上で注意を呼びかけている。

 

フェイスブック上には「先週の日曜日にクロヌラのシェリービーチで、体長約10センチ、触手約20〜30センチのハコクラゲの一種が確認された」とし、この種のクラゲはイルカンジクラゲに刺されると起こるイルカンジ症候群になる猛毒性を持つ。

 

今年に入り、すでにハコクラゲに刺される事故が2件発生しており、QLD州で14歳が死亡、1ヶ月後にはQLD州極北地域で22歳の英国人旅行者が極度の脳内出血を起こしたが、病院で回復している。

 

ハコクラゲの触手の何百万もの毛には、人間の皮膚を通過する毒を持ち、心臓まで届くという。保健当局は、刺された場合にはすぐに救急車を呼び、刺された箇所を酢で処置するように呼びかけている。

 

news.com.au – A killer box jellyfish has been spotted near Sydney

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