政治

連邦選挙の期日前投票開始 野党が優勢

【ACT9日】   今月21日の連邦選挙まで2週間を切り、9日から期日前投票が開始した。最新の世論調査では野党労働党が優勢、アルバニーズ党首もモリソン連邦首相との差を縮めている。

ニュースポール社の世論調査によると、野党労働党が54対46で優勢にある。「どちらが連邦首相にふさわしいか」は、モリソン首相が44対42でかろうじて優勢だが、アルバニーズ氏は3ポイント上昇した。有権者の少なくとも14パーセントが決断をしていない。

連邦準備銀行(RBA)が政策金利引き上げを決定し、モリソン首相の経済管理能力が問われるなか、同氏の支持率は3月初頭以降最低の41パーセントに下がった。

また、男女間の有権者で違いがみられた。女性は45対38で労働党を強く支持するが、男性は両党間で差がなかった。世代別では、18~34歳の若い有権者の57パーセントが労働党を支持、65歳以上は59パーセントが保守連合に投票する意向を示している。生活費の高騰に関しては、労働党のアルバニーズ氏に対する期待が高い。

同調査の直前に発表されたイプソス社の世論調査でも、57対43で野党労働党が優勢を示した。

ソース: news.com.au – Newspoll: Grim news for Prime Minister Scott Morrison as Labor surges in polls

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